ブレスレットにする時の工夫
ブレスレットに必要な材料「テグス」
ブレスレットに必要なテグスの素材は大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴があります。
まず一般的な素材で”ナイロン”があります。ナイロンは適度に柔らかいので扱いやすいものです。
また少し伸ばすこともできるので結び目を強くすることもできます。
しかし、紫外線と水に弱く、傷がつきやすいというデメリットもあります。
次に、”フロロカーボン”というフッ素系樹脂素材はナイロンとは異なり、紫外線と水に強い素材なのため、手術でも使用されることがあります。ただ結び目の強度がナイロンよりも若干劣ります。
そして、”ホンテロン”というポリエステル製のテグスも紫外線と水に強いので、釣り糸として使用されています。若干値段が高めに設定されているというデメリットがあります。これらの特徴を考慮した上で、用途にあったのものを購入すると良いでしょう。
テグスが解けないようにする工夫とは？
どの種類のテグスもツルツルしているため、非常に緩みやすい傾向にあります。では解けないようにするためには、どのように工夫したら良いのでしょうか？
まず一つ目の方法として、ボンドを使う方法があります。結び目を作ったあと、余った糸の端を隣のビーズに通して、結び目にボンドを塗ります。その後、糸の端を引っ張り、結び目をきれいにビーズの穴の中へと隠します。
次の方法は、編み込みを進めていく方法です。結び目を作って糸の端を隣のビーズに通し、糸を引っ張って結び目を隠し、そのまま編み込みを進めていきます。それによって多くのビーズを通していくことになるため、それが強化することにつながり、テグスは解けにくくなります。
ブレスレットの長さとは？
ブレスレットは、凝ったデザインを作る場合でない限り、ほぼ通すだけで簡単に作成することができます。そのため、ビーズ自体に特徴のあるものを使用して作ると良いでしょう。また、いくつかブレスレットを作り、重ね付けをしてボリューム感を出すこともできます。
ビーズブレスレットは、さまざまな方法で身に着けることができます。気をつけないといけないことは、手首にピッタリの長さで作ると窮屈になってしまうことです。そのため、少し余裕をもって作ると良いでしょう。またワイヤーを使用する場合は、余裕を持って少し長めにとっておくほうが安心でしょう。
まとめ
ブレスレットを作る際にはテグスが必要です。テグスには種類がありそれぞれメリットとデメリットがあるので、それらを念頭に入れて、自分の用途にあった素材のテグスを選ぶ必要があります。
またテグスが解けないようにするために結び目に工夫が必要です。最後の結び目をした後、ボンドを使用したり、そのまま編み込みを進めたりするなどの方法をとることができます。
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